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世界に一つのカトラリーづくり・大人のワークショップ

Note

世界に一つのカトラリー作り

皆さまは普段、どのようなカトラリーをお使いでしょうか?

もくラボでは昨年の11月から1か月に一度、計3回のワークショップを行い、ご参加いただいた皆様にカトラリーをお作りいただきました。 初回はお箸から始まり、12月はスプーン、1月はバターナイフとそれぞれお好きな回に参加していただいた今回の企画。

作っていただくとは言っても、限られた時間の中ですので形状までは事前に職人の手で製作し、仕上げのやすり掛けをワークショップとして行いました。

使用した紙やすりは#100、#240、#600。 数字が小さいほど目が粗く、#100は形状を修正するのに使用し、角張った部分を丸くしたり、ご自分の手にフィットするようにくぼみをつけたりします。#240は中目と呼ばれる番手で、粗いやすりで磨いた後の仕上げとして使われます。

今回はカトラリーということで、お使いいただく際の舌触りにこだわり、よりなめらかな仕上がりになるよう、#600もお使いいただきました。ほとんど凹凸のないやすりの為、次第に表面の小さな傷すらもなくなります。

1時間半ほどひたすらに磨きの作業を行い、丁寧に作り上げた世界で一つのカトラリーは、 簡単なお手入れで長くお使いいただきたい、という思いから一度お預かりし、ウレタン塗装を行ってから参加者様にお届けいたします。

黙々と磨き上げた後の楽しさや達成感だけでなく、完成品が届いてからも、木のぬくもりから感じていただけることがあれば幸いです。

ワークショップイベントとCSRについて

木を利用することは、森林の循環を促すこととなり、動物も人も生きやすい環境が整い、資源を持続して得ることに繋がります。またこのことは、森林のある山から繋がっている川の水や、空気中の二酸化炭素などに対しても良い影響をもたらします。 私共は木育を行う事で、同時にCSR活動も行っていたのです。

HASEMANもくラボのCSR活動に関して、ぜひ下記URLよりご覧ください。 https://www.haseman.co.jp/csr/

私共がCSRの為に特別なことをするのではなく、気が付いたらCSRに繋がっていたのと同じように、お読みいただいている皆様が意識せずとも行っていることがあるかもしれません。

その一つが木育です。

暮らしの中に木を取り入れ、その先の森林のことや環境のことを知る。 意識的に木を取り入れずとも、知らず知らずのうちに木製品を使っていたりだとか、お子様などに与えていたりすることがあるのではないでしょうか。

ぜひ、気軽な気持ちで木育に触れていただければ幸いです。